カーニバルの中へ

 昨日は久々(一年半ぶり)に「街」の句会に参加。成績の方は…まあまあかな。
 いつものように、句会後の飲み会にも誘っていただき、今井主宰を囲んで賑やかで楽しいひと時。そこで、金原まさ子さんが「徹子の部屋」に出演するという話が出ていたことを思い出して、いま観終わったところ。想像していた通り、若々しくて素敵な人でしたね。
 『カルナヴァル』はずいぶん話題になっていたので、僕も取り寄せて読んだけれど、その時はいつものようにこのブログに何か書く、ということができなかった。僕の住んでいる世界と違いすぎるせいなのか、自分はカーニバルの外にいるという感じで…でもさっき黒柳徹子が挙げていた句は、確かに面白い句だな。

ああ暗い煮詰まっているぎゅうとねぎ
別々の夢見て貝柱と貝は
鶏頭たち深い話をしておるか

 ちょうど、昨日いただいた『街』の101号にも、金原まさ子の特集があって、興梠隆氏の文章などを面白く読ませていただいた。遅ればせながら、僕もカーニバルの空気に馴染んできた、という感じだ。

 さて、台風もおさまったようだし、昨日電車の中に忘れた傘を、隣の駅の遺失物センターまで取りに行かなくちゃ。

金原まさ子句集 カルナヴァル

金原まさ子句集 カルナヴァル