ネットサーフィンしていて、こんな本があることを知り、さっそく購入。なかなか面白かった。
- 作者: 有間しのぶ,奥山直
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2015/07/30
- メディア: コミック
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シャガールの舞う花嫁や桜守
これは、イケメンの若者、遊佐の句。この句に対する句歴40年の勝さんの評は、
花嫁と桜守が安直につきすぎて安っぽい
実は、僕の最初の感想も似たようなものでした。
句歴60年の柚子さんの評は、
だいたい、「や」で切るほどの句かねぇ。主観句はいいけど、「と」でつなげるのが自然じゃない?
これも、なるほど、と思わされる意見。これに対して、主宰の言は、
「と」で一息につなげると‥シャガールの絵によくある宙を舞う花嫁とその婿さんの図から出てこられないね。「や」の中七で切ると、桜吹雪の繚乱に舞い遊ぶ花嫁と、一心に恋い慕い護衛するひとりの男が見えてくる……
なるほど。この評を読んでから、もう一度じっくり読みなおしてみると、「シャガール」の句、案外悪くないかも、と思えてくる。これが句会の面白さ。ところで、赤星のこのやり取りを聞いての反応は、
全然ついていけん…!!
なんで皆、シャガールの絵とか知ってんの……!?
俳句長くやってると知識も豊富になるんだろうか…
赤星さん、あなたの今後の活躍が、とても楽しみですよ。あせらず楽しんでください。まだまだ若いんだし…