雪焼け＋無精髭の僕を妻は熊みたいと言ったが

BRUTUS (ブルータス) 2013年 6/15号 [雑誌]

　本を特集した雑誌にはつい手が出てしまう。
　ブルータスの最新号は、全国の個性的な古本屋を紹介しているが、僕が時々立ち寄る黄金町のアートブックバザールも、黒磯の白線文庫も出てこない。最近は経験のない人が小さな店を持つことが増えているようだから、この本に紹介されているのは、ほんの一部なんだろう。
　町を歩いていて得した気分になれるのは、たまたまいい感じの古本屋を見つけた時と、好みの品ぞろえの陶器屋を見つけた時、それから面白い古道具屋を見つけた時。喫茶店でも、センスのいい本や古道具が置いてあると、とてもいい気分になれる。
　今度の週末はどこかの町をぶらぶら歩くかなあ、熊みたいに。