杞陽と子規

週刊俳句 Haiku Weekly」に、僕の文章「『俳句界』2008年2月号を読む」を載せていただきました。
「シリーズ魅惑の俳人たち2 京極杞陽」の中の、加藤かな文の文章について思うところを書いた文章です。加藤かな文は、かつて『俳句』の「俳句月評」を担当していた時期があり、読み応えのある文章の書き手として僕の記憶に残っている人です。「週刊俳句」の編集人のさいばら天気氏も同じ記事について書いていますので、読み比べてみてください。
今読んでいる俳句の本は、『子規句集』。同じ企画の中の「京極杞陽の魅力」(守屋明俊)の中に、「淡々と屈託なく詠む風情はどこか子規に似ている」とあったので、この際まとめて子規の句を読んでみようと思ったのです。

子規句集 (岩波文庫)

子規句集 (岩波文庫)

子規と杞陽は本当に似ているんでしょうか?