今日、ウチの学校の司書さんから、県の「読書推進なんとか」とかいう事業の一環で高校生向きの推薦図書を挙げなければならないのだけれど、僕にも何冊か選んでほしいと頼まれてしまいました。いつもお世話になっている司書さんからのお願いとあっては、断るわけにはいきません。
さて、県下の高校生に読ませる本を選ぶとなると、ちょっと真面目に考えなくちゃ。今までに読んだ全部の本の中から選ぶのは大変なので、まずはこのブログに取り上げた本の中から探してみました。
安野光雅『絵の教室』(中公新書)
内田樹『先生はえらい』(ちくまプリマー新書)
辻仁成『ミラクル』(新潮文庫)
森健『インターネットは「僕ら」を幸せにしたか?』
山口仲美著『日本語の歴史』(岩波新書)
これで5冊。もっと小説をと言われたら、
恩田陸『夜のピクニック』
サン=テグジュペリ『星の王子さま』
パウロコエーリョ『アルケミスト―夢を旅した少年』(角川文庫)
を加えてもいいけど、今さら推薦するまでもないかな、とも思います。
だったらいっそ、山本周五郎の『青べか物語』なんかどうだろう。まだこのブログでは取り上げていませんが、僕の大好きな小説なんです。なんてね、こういうことを考えていると、つい自分の趣味に走っちゃうんですよね。
ま、とりあえずこのページ、印刷して司書さんに渡してみよう。