今年はまず、昨年末に読み始めてまだ少し読み残してあった三浦哲郎の『ふなうた 短編集モザイク1』を読んだ。以前、『みちづれ 短編集モザイク2』を感心して読んだ記憶があるのだが(→そのときの記事)、これもまた期待を裏切ることなく、短編小説の魅力を存分に味わわせてくれる。
- 作者: 三浦哲郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1998/12
- メディア: 文庫
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元旦の朝日新聞の「新春詠」に大串章の
読初は芭蕉と決めて迷ひなし
という句が載っている。本当は正月休みにはじっくりと古典に取り組めるとよいのだが、親戚づきあいはもちろん、他にも何だかんだとやることがあって、慌ただしく正月休みは過ぎ去ってしまう。(まず、年賀状を書かなくちゃ、それから12日のコンサートの練習もして、7日からの授業の準備もしなくちゃ…)
そんな合間に、とにかく1ページでも多く読みたいと思う。そして、始めてから10年が経過したこのブログも何とか続けていきたいと思う。
…というわけで、これからもよろしくお願いします!