18歳で選挙権を!!

政権交代の結果は国民の期待を裏切った。でも、この失敗を糧に、日本の政治が少しでも成熟に近づいていけばいいと思う。
政治を良くするには、国民がもっと政治に関心を持たなければならない。日本は民主主義の国なのだから。ところが実際は実に悲惨な状況であると言わざるを得ない。毎回の国政選挙の投票率の低さにそれは現れている。この現状をいかにすべきか…
ともあれ、自分がもっと政治について勉強しなければならないと思って、池上彰の生徒になることにした。

池上彰の政治の学校 (朝日新書)

池上彰の政治の学校 (朝日新書)

海外では18歳で選挙権が得られる国が多いそうだ。池上彰は、日本も18歳で選挙権を得るようにすれば、政治に対する関心が高まるはずだと主張する。

18歳だと、たいてい高校生で、真面目なこともあり、選挙へ行きなさいと言われればきちんと選挙へ行く可能性が高い。また、生まれ育った地元にいる分、そこがどんな状況か、誰が立候補しているか、だいたいわかるので、誰に投票すればよいか判断できる。これが20歳になってしまうと、地方から都心の大学や会社へ行ってしまったりするので、自分が住んでいるところから誰が立候補するかわからないことが多くなります。

高校生が皆「真面目」かと言えば、残念ながらそれはその生徒によりけりだが、その高校の先生が投票を促すことはできる。選挙権獲得年齢の引き下げは、高校生の学習への動機づけにもなるのではないだろうか。ぜひ実現させたいと思う。