神奈川県の国語部会の研究大会に出席し、山田ズーニー氏の講演を聞いてきた。試験問題作りのために寝不足なので、椅子に座ったら寝てしまうんじゃないかと心配だったが、話が始まってみると実に興味深い内容で、ばっちり目が冴えてしまった。
僕は最近、授業の中で文章を読むときも、表現するときも、「問い」と「答え」を意識することの重要性を強調しているのだけれど、今回の講演の中でも、同様のことがポイントの一つになっていた。ズーニー氏の言葉に置き換えると、「問い」は「論点=自分の問題意識はどこに向かっているか?」、「答え」は「意見=自分がいちばん言いたいことは何か?」ということになる。
講演はもっと突っ込んだ話をじっくり聞きたい、というところで終ってしまったので、ぜひ氏の著作を読んでみたいと思った。読むとしたらまずこの辺りだろうか―
- 作者: 山田ズーニー
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- 発売日: 2001/11/01
- メディア: 新書
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