ああ、夢の大学生活

和光大学の入試説明会に行ってきた。
大学に行くたびに、大学ってところはいいなあ、また大学生になりたいなあって、いつも思う。
で、もう一度大学生になるとしたら(無理だけど)、今度はこういう小じんまりと落ち着いた大学で静かに勉強に専念するのもいいかなあ、なんて思ってしまう。でも、学校の周りが住宅地だと昼メシはいつも学食ってことになって、それが4年間続いたら飽きちゃうかなあ、やっぱり都会の学校の方が楽しいかなあなんて、ほんとに悩んでしまう。
そして、こんな「宝くじで1000万当たったらどうしよう」とほとんど変わらない非生産的な妄想から目覚めてみれば、そこには「帰ったら説明会の報告書を書かなきゃ、それから中間試験の問題も今日中に作らなきゃ」という現実が待っている。あーあ…


ところで、和光大学の施設見学をさせていただき、図書館にも案内されたのだけれど、そこでこんな冊子をいただいた。

(→和光大学Let's Read Project
和光大学の先生方が、学生に読んでもらいたい本、3冊ずつを挙げてコメントをつけたもの。これがとても楽しい。読みたいなあ、と思う本がゾロゾロ見つかってしまう。やっぱり、もう一度大学生になって片っ端から読むしかないなあ、なんて思ってしまう。鶴川の駅前のドトールコーヒーのすみっこの席で冊子をめくりながら、僕は妄想の世界に浸ってみたり現実世界にもどったりして、何だかため息が出てしまった。
家に帰ったら、国立音楽大学から封筒が届いていた。音大だったら僕宛じゃなくて妻宛の間違いだろうと思って、宛先を見たらやっぱり僕宛で、差出人は横浜国立大学だった。「くにたち」じゃなくて「こくりつ」だったのを、つい見間違えたのだ。
「本学の免許更新講習にお申し込みいただき、ありがとうございます。講習料を振り込んで下さい。6月28日まで、期限厳守です。」
…そうだ、僕はこの夏、5日間大学に通うんだった。これは義務だし、強制だし、講習料は自腹だし、テストがあるらしいし、ちょっと気が重いんだけれど、「3万円で実現する夢の大学生活5日間!」と思えば、少しは楽しみでもあるなあ。昼メシは学食で、初日はラーメン、二日目はかつ丼