発売当初から興味があり、いつか読もうと思っていた赤瀬川原平の『新解さんの謎』を、なぜか急に思い立ってアマゾンで注文しました。一番安い「1円」のを頼んだら、激しく日焼けしているのが届きました。そうかそうか、読もう読もうと思って先延ばしにしているうちに、こんなに日焼けするほど年月が経ってしまったんだな…
- 作者: 赤瀬川原平
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 1999/04/01
- メディア: 文庫
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ちなみに、僕は『新明解国語辞典』の第3版、第5版を職場で使っていて、自宅には第4版があります。生徒には薦められないという先生もいます(確かに教室用としては扱いにくい面があります)が、僕はこの辞書を高く評価しています。何よりもその語の本質に迫ろうとする語釈は、他の辞書には見られないものです。単に、ちょっと変わっていて笑える辞書、というのではありません。『新解さんの謎』から『新明解』に進んだ人も多いと思いますが、『新明解』のおかしさだけに目を奪われなければいいけどな、と思います。