「俳句って、POPなんだから…」

今日も俳句の話題…
3年生の「現代文」の授業で俳句を取り上げるのに先立って、生徒たちを視聴覚室に連れて行って、『恋は五・七・五』というDVDを一緒に観ました。

最初は俳句なんて年寄りくさくてダサいと拒否する高校生も無理やり仲間に加えて5人のチームを作り、「俳句甲子園」に参加させるのですが…と、ここまで書いただけでこの先はもう想像できるでしょう。単純なストーリーながら、大人も楽しめるなかなか良質なコメディに仕上がっています。俳句の授業への導入として見せるのには最適の教材だと思います。俳句と短歌と川柳の区別も覚束ない生徒たちも、結構喜んで観てくれました。
こういう作品があることを教えてくれたのはこのブログにもときどきコメントを寄せてくれる職場の同僚のtomtomさんです。tomtomさん、どうもありがとう。楽しい俳句の授業が出来るようにがんばりましょうね!

ところでこの映画の「俳句指導」にあたっているのは夏井いつきという俳人で、俳句の総合誌に短い文章を載せているのは読んだことがあるけれど、どういう作品を作る人なんだろう。映画の中に生徒たちの作品として出てくる

 向日葵や僕らにひとつある言葉

というのは、いい句だなあと思いました。