2009-05-01から1日間の記事一覧

自己表現としての俳句

『俳句』を買うと、まず「合評鼎談」を読む。三者の俳句観のぶつかり合いが面白い、と言いたい所だが、実際は毎回「本井英・高田正子組」対「今井聖」という対立の図式になってしまう。たとえば、「気のせゐのやうな福茶の甘さかな」(松本てふこ)をめぐっ…