相鉄線ネタ

 相鉄沿線が、特別に「不思議」や「謎」が多い場所というわけではありません。でも、50年以上も前から現在に至るまで相鉄沿線住民である人間にとっては、とても興味深い本です。
 この本で初めて知ったことはたくさんあります。たとえば、三ツ境駅瀬谷駅の間に二ツ橋という駅が存在したこと。昭和2年から19年まで、営業していたそうです。場所が明記されていないのですが、「二ツ橋地名由来の碑」というのがあって、そこには徳川家康が詠んだ、

 しみじみと清き流れの清水川かけ渡したる二つ橋かな

という歌が刻まれているそうです。どこにあるのか、暇なときに探してみようと思います。
 もう一つ、これは将来の話。相鉄いずみ野線が平塚まで延伸するという計画が立ち消えになっているらしいことはどこかで聞いていましたが、平塚ではなく、相模線の倉見駅あたりで新幹線に接続させたらどうかという話も持ち上がっているそうです。まあ、何一つ具体化していない話のようで、どうなるかはわかりませんが。
 それよりも、西谷から北に分かれてJRに直結する工事の完成が待ち遠しいです。東京方面の往復の時間が短縮になることは勿論、人混みの横浜の乗り換えがなくなるのが、ホントにうれしい。