学校の図書室で借りて、『日本文学100年の名作 第10巻』(新潮文庫)を読んだ。
伊集院静、木内昇、道尾秀介、桜木紫乃、高樹のぶ子、山白朝子、辻村深月、伊坂幸太郎、絲山秋子…読んだことのない作家が並んでいるが、どんな作品を書く人たちなのだろうと、興味が湧いたのだ。道尾秀介、辻村深月、伊坂幸太郎は高校生にもよく読まれているんじゃなかったか。図書室の棚にたくさん並んでいるのを見たような気がする。
今回の第10巻から始めて、第9巻、第8巻と、だんだん発表が古い方へと遡っていくのも面白そうだと思ったのだが、その前に、高樹のぶ子や伊坂幸太郎の作品をもっと読んでみたい気もするので、第1巻まで読むとしても、そこにたどり着くのは、だいぶ先の話になるだろうな。
明日、図書室に行く時間があったら、第10巻を返却して、替わりになにか借りてこよう。
【 収録作品】
小川洋子「バタフライ和文タイプ事務所」/桐野夏生「アンボス・ムンドス」/吉田修一「風来温泉」/伊集院静「朝顔」/恩田陸「かたつむり注意報」/三浦しをん「冬の一等星」/角田光代「くまちゃん」/森見登美彦「宵山姉妹」/木内昇「てのひら」/道尾秀介「春の蝶」/桜木紫乃「海へ」/高樹のぶ子「トモスイ」/山白朝子「〆」/辻村深月「仁志野町の泥棒」/伊坂幸太郎「ルックスライク」/絲山秋子「神と増田喜十郎」