もっと若い時に読んでおくべきだったんだよな、と思いつつ…
戦後の大きな失敗は、先生たちが教えることを遠慮するようになったことだと思います。教えるということは「詰め込み」というふうに考えて、まずいこと、心ある教師のすることではないような気持になり、本当に教えない先生になった人が多いということです。
「先生の話、長過ぎ!」っていうのが世間一般の教師像であって、自分にもその傾向はあり、「教えない先生」が多いという認識はなかったけれど、確かにおしゃべりが長いわりには教えるべきことを教えていないというのはあるかもしれない。