先週の土曜日、葉山の神奈川県立近代美術館で観た「谷川晃一・宮迫千鶴展」は期待以上の面白さだったが、中でも宮迫のコラージュ作品が興味をひいた。展示作品は撮影可能だったので、写真もたくさん撮った帰った。これを参考にして、自分でもコラージュにチャレンジしてみようかな、なんて…
帰宅してからすぐに宮迫千鶴の『コラージュ・ブック』という本をネットで注文した。当日美術館の図書室に置いてあったのを見て、ぜひ家でゆっくり見たいと思ったのだ。それが今日届いた。さっそくパラパラとめくってみて、一つ面白いことに気付いた。今回観た中でも特に印象に残った一つ、「熱帯のテーブル」という題の布のコラージュが、本の中では展覧会で見たのと天地が逆になって載っているのだ。
僕が撮ってきた写真はこれ。
さっそく絵葉書にして、こんな風に額に入れて部屋の壁に飾ってしまったくらい、本当に僕のお気に入りだ。
ところが、本にはこういう向きで載っているというわけ。
これはどういうことだろう。これはどちらを上にしても良い作品なのだろうか。それとも展覧会の展示が間違っていたのだろうか。まさか、美術館の職員が間違えるわけはなかろうけれど…
改めてじっくり観ているうちに、どうも本の方が正しいような気がしてきたのだが…
- 作者: 宮迫千鶴
- 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
- 発売日: 2002/02
- メディア: 単行本
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