地方美術館の魅力

 昨日は、国立新美術館で「はじまり、美の饗宴展〜すばらしき大原美術館コレクション」、今日は静岡県立美術館で「風景画の誕生〜ウィーン美術史美術館展」及び同時開催の「日本人の風景画」を観てきました。東京都内の美術館がその数と質において他の地域を圧倒しているのは間違いないでしょうが、都内だけでなく日本各地に充実したコレクションを持つ魅力的な美術館が存在することを思い知った二日間でした。

 静岡県立美術館は、日本平へと続く伸びやかな丘陵地帯の一角にあり、彫刻作品が点在する周辺の散策と組み合わせると、楽しい一日が過ごせます。(帰路、東名御殿場辺りでひどい渋滞に捕まったのには参りましたが…)