「かなガー」はなかなかよいところ。

 ブログの更新が1カ月以上も空いてしまった。10年ほど前にブログを始めてから、こんなことになったのは多分初めて。とにかく忙しくて、本を読む時間もなかなか確保できない日々が続いている。
 仕事が一段落した今日は、平塚にある花菜ガーデンという名の植物園に行ってきた。「はななガーデン」じゃなくて「かなガーデン」だということは、行ってみて初めて気がついた。神奈川県立だから「かなガー」なわけね、なるほど。
 園内はハナモモ、雪柳のなどの木の花が見頃で、チューリップもほぼ満開だった。あと一週間もすれば、桜が満開になってさらに華やかな景色を楽しませてくれることだろう。富士山や丹沢山塊を背景にさまざまな花を楽しめるここは、明るく広々としていて、なかなかいいところだ。



 花菜ライブラリーという名の図書室には、園芸関係の書物がたくさん揃っていて、とても楽しい。とくに『園芸家12カ月』の著者、カレル・チャペックの本が充実していて、彼の本がこんなにもたくさん邦訳されていたのだということに驚かされた。過去の記事を検索してみたら、僕が『園芸家12カ月』のことを書いたのが、ちょうど10年前のこの季節だった。