印度人の雅優さんと、漢字の本の話

 今から4年くらい前、インドからやってきた留学生(通称ガーユさん)は、僕の勤める学校で半年ほど勉強し、帰国。しばらくして、日本の自動車メーカーのインド支社に就職したと聞いていたが、最近めでたくご結婚。関わりのあった教員で、おめでとうのメッセージをビデオレターに撮って送ってあげようということになった。ガーユさんは僕の漢字の授業にも熱心に参加していたので、ちょっと照れ臭いけれど、僕もビデオカメラの前で、何かしゃべらなければならない。
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 ガーユさん、結婚おめでとう!
 日本語、使ってますか?
 相手の方も、日本語が上手な方ですか?
 僕がガーユに「雅優」って漢字名を付けたように、相手の方にも漢字の名前、付けてあげて下さいね。ガンジーさんだったら「頑爺」とかですよ。
 では、お元気で、日本に来た時はぜひ会いましょう!
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 今の職場に来て、漢字の授業の準備のために漢字関係の教養新書を随分読んだ。最近読んだのは、阿辻哲次『漢字再入門』中公新書)。阿辻哲次の本はこれまでに何冊か読んだので、それらと重複する内容が多いけれど、新しい知識も増えた。

 次に読む本も、もう買ってある。
漢字雑談 (講談社現代新書)

漢字雑談 (講談社現代新書)

 こういう本を身近な所に置いてときどき開くようにしないと、授業のアイデアは浮かんでこない。