なかなか遠くもあるかな

「現代文」の教科書に前田夕暮

木に花咲き君わが妻とならむ日の四月なかなか遠くもあるかな

が出てくるので、午後から有給休暇をとって「前田夕暮記念室」に行くことにしました。
すぐ近くまで行くバスが少ないので、1kmほど離れたバス停から水無川に沿ってしばらく歩いて秦野市立図書館に向かいました。
天気が良くて、丹沢の山がきれいに見えましたが、風が冷たかったですよ〜

これが秦野市立図書館。なかなか立派な建物でしょ?

「記念室」はこの建物の2階にあります。
ところが…

ガーン!! 今日は展示替えのために中に入れないのでした。ホームページを見てから来たんだけど、そんなこと書いてあったかなあ? よりによって、どうしてこういう日に来ちゃうんだろう… 仕方がないので、ガラス越しに中を覗き、「秦野の夕暮歌碑めぐり」という冊子ともらえるリーフレットはすべて鞄に入れて、1階の閲覧室の雑誌コーナーにちょっと寄ってから、外に出ました。
帰り道はまだ夕暮という時間ではなかったけれど、真横から差す西日は頼りなく、水無川沿いの歩道を秦野駅まで向かって歩いているうちに、風はますます冷たくなってくるのでした。
ようやく駅に着き、「名産センター」という土産物屋でビールのつまみによさそうな「塩味やわらかピーナッツ」と、今日が誕生日の母のために小さな和菓子を買うと、鞄の中は結構充実した重さになったのでありました。