歳をとっても右往左往

mf-fagott2008-01-09

ローカルな話になりますが、相模鉄道を利用している方なら、駅に置いてある小冊子「相鉄瓦版」知ってますよね。
最新号の冒頭に、俳優の大杉漣の「見る前に飛んでしまう自分であり続けるために」という文章(聞き書き)が載ってますが、読みましたか?
映画撮影時のエピソードなどが書かれていて面白いのですが、最後の方に書いてあった、「すでに自分の中にある財産よりも、与えられたものをどう財産にしていくのかということの方に魅力を感じる」という一節が心に響きました。かっこいいせりふだなあ。それなりの実践があるからこそ言えるんでしょうね。
大杉漣は今56歳だそうですが、どんなに歳を重ねても「ずっと右往左往し続ける自分でありたい」というせりふにも、何だか励まされているような思いがしました。


ちなみに、「相鉄瓦版」は相鉄沿線外の人も郵送による定期購読ができるそうですが、HP「相鉄グループ」でも読めます。北原保雄の「こだわりの日本語」という連載も面白く、いい勉強になりますよ。