映画の限界

今日から岩波ホールで始まった、『12か月の未来図』を観てきた。f:id:mf-fagott:20190406214437j:plain

僕の知っている教育現場のリアルとはかけ離れた世界。現実の教育困難校の子供たちやその家庭はもっと複雑で難しい。映画というのは現実を単純化し、美化してしまうものらしい。興行として成り立たせるためには、笑える場面、泣ける場面、刺激的な場面は必須なんだろう。そしてほろ苦く余韻を残す最後のシーン。ドキュメンタリー映画ではないので、割り切って楽しむべし。