見逃せない!美術展

  今年は展覧会に行く気満々で、こんな雑誌まで買ってしまった。(付録のカレンダーが欲しかったというのもあるけど…)
 驚いたのは、今年に入ってブログで取り上げたばかりのルノアールの「ピアノによる少女たち」が、なんと東京にやってくるということ。(4月27日〜、国立新美術館) これはもう絶対に行かなくては!
 画集で観る限りは、僕にはどうしても美しいとは思えない絵の印象が、実物を観てがらっと変わってしまうかもしれない。今から楽しみだ。
 この雑誌の中の対談記事では、評論家の山田五郎がこんなことを言っている。

実は僕もルノワールはずっと苦手だったんですよ。きれいな女性を普通にきれいに描いてるだけで「攻めてない」感じがしたのと、フランス料理のような脂っこさが……。

 僕と同様、ルノワールは(特に晩年の作品は)どうもいただけない、と感じている同士は案外少なくないのかもしれない。