鈍行列車の旅+イチゴ狩り+文学散歩

千葉県の成東へイチゴ狩りに行ったのは、今日が二度目。ここは青春18切符を使った日帰りの旅をするのにちょうどよい場所なのだ。成東の駅から徒歩圏内にイチゴ園がたくさんあって、いかにも房総らしい田舎の景風景の中で、のんびりとした一日が過ごせる。

今回は、イチゴ狩りの後で、山武市歴史民俗資料館に立ち寄った。伊藤左千夫の生家に隣接して建てられた立派な建物で、二階に伊藤左千夫の遺品や関連資料が常設展示してある。
資料館の前には、有名な「牛飼いが歌よむ時に世の中のあたらしき歌大いに起こる」の歌碑。

これが生家。

資料館から300メートルほど離れて、伊藤左千夫記念公園があって、『野菊の墓』の登場人物、政夫と民子の銅像がある。

とはいうものの、『野菊の墓』ってどんな話だったか、僕には読んだ記憶がない。