- 作者: 小高賢
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2012/09/28
- メディア: 新書
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でも、俳句の上手い下手にかかわらず、句会は楽しい。句会のあとの酒は美味しい。(釘ん句会は、幹事役のU-ochさんがいつも美味しくてしゃれた店に連れて行ってくれるのも楽しみの一つ。)
一句に執心し(それほどではないという説もある)、○×印に必死になり(これはぼ同意してもらえる)、高点句に嫉妬し、自分の能力に絶望しつつ、他人の批評にキレる。爆笑・苦笑・憫笑・冷笑入り混じった濃厚な時間。そこに酒とうまいものが同居する。二カ月に一度、こころが解放される。こういうコミュニケーションは悪くない。そのとき俳句は絶好の媒介になるのではないだろうか。
ところで、釘ん句会でも、○(並撰)、◎(特選)だけでなく、×(逆選)を選ぶようにメンバーに提案してみようかと思う。逆選句に対するコメントは、場所を変えて酒を飲みながら、というふうにしたら、二次会の席もさらに盛り上がるかも…