プチ自己顕示欲

『R25』の最新号によると、日本語で書かれたブログの投稿数は世界全体の37%を占めて、世界一という調査結果があるそうです。伝統的な「日記文化」の存在がその要因の一つと考えられるようです。「日記文化」とは、単に日記を書く人が多いということだけではなく、他人に読まれることを前提とした日記が多く書かれ、またその日記を好んで読む人が多く存在するということでしょう。すると確かにブログというのはそんな「日記文化」にとって絶好のツールということになりそうです。
僕の場合は、日記のつもりでこのブログを始めたのではないのですが、結果として日記の性質も持ち始めていることは確かです。というのは、このブログを始めてから、以前からしばらく続けていた「読書日記」の方がいいかげんになってしまっていますから。自分だけのために読んだ本の感想などを小さなノートに書き付けているよりも、人に読まれることを前提として書くほうが、ずっと張り合いがあります。ときどきはありがたいコメントなども頂けますし。
『R25』の記事中には、

“目立ちたくはないけど、誰かに知ってほしい”。そんな日本人のプチ自己顕示欲的な気質もブログに合っているのかも。

とありますが、まことにその通りという気がいたします。わが身を振り返ってみましても…